雨の日にやりがちなスマホ育児ってどんなもの?その意味と課題

最近ではスマホを持っている人もかなり増えていますよね。携帯とスマホではできることに違いがありますが、スマホが普及したことによって、スマホ育児という言葉が聞かれるようになりました。

スマホのアプリや動画視聴機能などを利用するなど、スマホを子育てのためのツールとして利用することを指すスマホ育児という言葉ですが、子どもが興味を持ちやすい内容となっているため、ぐずぐず言っていた子どもが大人しくなるなどの効果があるものです。
そのため、雨の日に外に出られず子どもがぐずぐず言う時に、つい与えてしまうこともありますよね。

もちろん、子どもを落ち着かせるためには効果のあるスマホですが、これには問題点もあると言われていてます。まず、体に与える影響ですが、やはりどうしても視力に与える影響が考えられます。大人でもパソコンやスマホを見続けていると目が疲れますよね。子どもの場合、発育の途中なので、より影響が出ることが考えられるのです。

次に、心に与える問題です。スマホを見ている間はおとなしくしているので、どうしても親子の会話が少なくなります。それに、ぐずぐず言うたびにすぐそれを与えてしまっては、親が子どもに対して働きかけをする機会も減ってしまうことになりますよね。それが、コミュニケーション不足を招き、結果として周囲とのコミュニケーションが取りにくくなる可能性が出てくるということになります。

でも、子育てをしている親の立場からすれば、ずっと子どもが泣いていては何もできないという現実も確かにあるんです。いくら子どもが泣いていてもご飯を作らないわけにはいきませんし、他の家事をしないわけにもいきません。そういうときというのは、以前だったらテレビを見せていた場面かもしれませんね。スマホもそれと同じで、ある一定の時間子どもに待ってもらいたい時に使うツールとして利用するのなら、実はそこまで問題になることもないんです。

なぜそれが問題になるかと言うと、スマホは持ち歩けるためいつでもどこでも使えてしまうことがありそうですね。だから、時間に制限をすることなく使ってしまう可能性があり、そこが問題視される原因となっています。長い雨の1日、時にはスマホを使って遊ばせるのもいいですが、それがずっと続くことにならないように場面を考えて使わなければいけないということですね。

中には子どもの教育に使えるようなアプリもあり、それを利用していろんな知識をつけるといういい面もあるスマホですから、使い方を考えて上手に向き合っていきたいものです。